遊山とは、山で過ごすひとときから、感覚や時間のとらえ方をそっと変えていく試みです。
山の中で、ただ静かにその時を味わう。
そうすると、ほほを通る風、葉の間から差し込む光による陰影、たまに聞こえる鳥の声。周囲ではあらゆることが起こっているのだ、と気づき、ふだん閉じていた感覚が少しずつ目を覚ましていきます。
その余韻は、山を離れたあとも、朝起きた瞬間や、ただただ歩いている時など、何気ない瞬間にふと蘇るかもしれません。
こうした感覚を山に取り戻しにいく時間を、私たちは「現代の遊山文化」と呼んでいます。
山は、その場を離れてからも、
あなたのなかに小さな余韻を残していくかもしれません
たとえば、季節の移り変わりを感じたとき、日差しが差したものを目にした時、お湯を沸かしている時。
こうした感覚を取り戻しに山に足を運ぶことを、現代の「遊山文化」と呼んでいます。
まずは、その入口として、お茶の時間をご用意しています。
かつて山師たちがその場で摘み、炙り、煮出していたお茶と、
風土に根ざしたもうひとつのお茶の二種をお出しします。
日時:10月18日(土)10:00~12:00の会 / 13:30~15:30の会
場所:徳島県牟岐町内妻(詳細の場所はご予約いただいた方にのみお伝えいたします)
金額:1名2,500円(お試し価格)
定員:1回4名様まで、複数名ご参加の場合は「数量」から人数分選択ください。
内容:2種の茶とお菓子